国家公務員総合職試験 合格ロードマップ

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この記事では国家公務員総合職試験(化学・生物・薬学)合格のロードマップについて教養試験と専門試験に分けて解説していきます。学習期間を1年間と想定したスケジュールを解説していきますが、学習期間を1年間確保できない方はこの記事を参考に圧縮した計画を立てるといいと思います。

試験合格までの勉強の流れの全体像を把握し、各自の学習計画の参考にしていただければ幸いです。

試験スケジュールの確認

国家総合職試験の流れ

まずは試験スケジュールの確認です。例年、3月下旬に試験の申し込みが開始し、4月下旬に一次試験があります。一次試験ではいわゆる教養試験とマーク式の専門試験があります。

※2023年度試験から試験制度が変更され試験日程が前倒しになりました。詳しくは以下の記事をご覧ください。

国家公務員試験 試験制度の変更

この一次試験に合格すると二次試験受験の案内が来ます。二次試験では記述式の専門試験と、大卒試験の方は政策論文、院卒者試験の方は政策課題討議があります。さらに人事院面接もこのタイミングで行われます。

これらの試験に合格すると晴れて「最終合格」となり、官庁訪問(各省庁個別の面接)に進めます。

参考までに、化生薬区分の筆記試験のボーダーラインは例年、大卒区分であれば正答率52~55%、院卒者試験であれば50~53%程度となっています。したがって、試験対策としては全体を通して6割正答できることを目標に学習を進めていきましょう。

教養試験

教養試験の試験内容について詳しく知りたい方はこちら

まずは教養試験についてです。教養試験対策の肝になるのはやはり文章理解と数的処理の攻略です。大卒試験の場合、教養試験の全問題のうち約7割(27/40)を文章理解と数的処理が占めているので合格するには避けて通れません。さらに院卒者試験受験予定の方は、大卒試験より文章理解と数的処理の問題の占める割合が高く(24/30)、教養対策≒文章理解・数的処理対策となります。

単純な知識問題と違ってこれらの科目は「問題を解く能力」の醸成が必須であり、早いうちからのトレーニングが必要になります。過去問500などを使い、最初のうちは時間をかけてもいいのでじっくり問題と向き合い「解く力」をつけていきましょう。学習進度の目安として年末までに50%程度の正答率が得られるのが理想と考えます。年明けからは過去問演習を進めていき、「早く解く」訓練をしていくとよいです。

文章理解対策としてTOEICなどの英語資格試験対策もコスパがいいと思います。TOEICなどで一定以上の得点を持っていると筆記試験の全体の得点に加点されます。詳しくは以下の記事でご確認ください。

文章理解対策についてはこちら

次に重要なのが社会科学です。大卒区分では社会科学の科目から3問出題され、時事問題の基礎にもなります。市販の問題集や過去問500を使い、全体の知識をつけていきましょう。年末までに全範囲を終わらせれるのが理想です。その後は本番を想定しながら過去問演習に取り組んでいきましょう。

年明けからは過去問演習に加え、時事や人文科学、自然科学の直前対策をしていきます。時事問題対策では、1月下旬から2月上旬に「速攻の時事」の最新版が出版されるのでこれを使って対策していきましょう。重要な内容がコンパクトに分かりやすくまとまっているので直前期には重宝します。院卒者試験の方も時事問題は大卒試験と同じ3問出題されますので対策は必至です。

試験1カ月前ほどで余裕があれば人文科学や自然科学の直前対策をするとよいです。人文科学では日本史、世界史、地理、思想が出題されますが、大学受験の際に勉強した経験のある科目をサラッとおさらいしておく程度でよいです。自然科学は、化生薬区分受験の方であれば特に対策しなくても難なく得点できる可能性は高いです。余裕があれば大学受験レベルの理科科目のおさらいをしておきましょう。なお、院卒者試験の方は人文科学と自然科学からは1問ずつしか出題されずコスパが悪いのでやらなくてよいです。

教養試験のおすすめ書籍と学習方針の記事はこちら

 



専門試験

続いて専門試験対策です。専門試験のレベルとしては大学院入試レベルであり、学習の基本は大学での講義内容の確認と演習になります。薬学部の方は薬剤師国家試験対策がそのまま活きます。

学習の方針としては、まず各自の専門や選択予定の科目に応じて、それぞれの基礎となる有機・無機化学、薬理学、生化学などの内容をインプットとアウトプットを両立しながら学習していきましょう。これらの科目は他の科目の内容とかぶっていることが多いので学習効率が高いです。その間に過去問で各専門科目でどのような出題があるか確認し他にどの科目を選択するかを考えておきましょう。学習が進んだらその他の専門科目にも手を広げていき、年明け2月ごろには全範囲が終わっているのが理想です。直前期には、それまで学習した内容の振り返りや専門試験の出題予想を参考にしながら対策していくといいです。

2022年度試験の専門試験出題予想の記事はこちら

専門試験対策はこちら

政策論文や政策課題討議は公務員一般論についての知識がついてきたころを見計らって、年末ごろから対策するといいと思います。こちらも書籍で政策についての知識をつけ、それらの知識を本番でどのように組み立てるかを想定しながらトレーニングしていきましょう。

政策論文・政策課題討議対策の記事はこちら

官庁訪問対策の記事はこちら

まとめ

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