政策論文・政策課題討議のおすすめ書籍

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国家総合職の一次試験を突破すると大卒程度試験では政策論文、院卒者試験では政策課題論文が待っています。アウトプットの仕方(記述か討議)に違いはあれど、課題解決に対するアプローチや考え方は共通しています。なのでこれらの試験のおすすめ書籍をまとめて紹介します。

「論文試験 頻出テーマのまとめ方」

この本は公務員試験でよく出題される分野やテーマについて解説し、そのテーマが出題されたらどのような考え方・捉え方をすればよいかがわかりやすく説明されています。この本で学んだ「公務員」としての考え方は論文試験だけでなく、面接やESを書く際にも役立ちます。いくつかオーソドックスな話題について理解しておくと、抽象化することで多くのタイプの問題の着地点をつくることができ非常に便利です。私も過去二回の受験で多用し、とても役に立ったと実感しています。

「日経キーワード」

「日経キーワード」は最近よく目にするキーワードについてわかりやすく解説がなされています。公務員試験の論文や討議試験でも時事要素の強い話題が出題されることが度々ありますので、時事ニュースの内容や背景についてはしっかりと把握しておく必要があります。もちろん論文試験や政策課題討議は知識量を競う趣旨の試験ではありませんが、幅広い視野を持つことで考え方の幅を広げ高得点を狙うことができます。

「公務員試験 現職人事が書いた面接・官庁試験の本」

こちらは院卒者試験受験者の政策課題討議を控えた方に一読しておいてもらいたい本です。いわゆるグループディスカッションに対する向き合い方について勉強になるところがあると思います。また、少なくとも二次試験を受験する方はもれなく人事院面接がありますのでそのついでとして持っておくのもよいと思います。面接官が何を聞きたいのか・何を考えているのかを把握し対策しておきましょう。

「討論番組」

政策課題討議対策として討論番組を視聴するのも非常に良い対策だと思います。私が受験の際に見ていた討論番組は「AbemaPrime」と「日曜討論」です。本番の政策課題討議では思ったより時間がシビアで時間が足りなくなる傾向がありますので、短い時間の中で有意義な発言していく必要があります。番組を見ながら、自分と反対の人の意見をくみ取りつつ、議論を深める有効な発言を自分なりに考えてみるとよいと思います。また、様々な人の意見を聞くことで学びになり視野を広く持ち、客観的な物の見方をするトレーニングにもなるのでお勧めです。

 



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